imai 「zama」 [CD Review]
今日は鯖の調子がいいので、続けて行っちゃいますよ。(行ける時にいっとかんと。)
gigブログにも書いたけど、ミラーです!見えない時はgigに行って!
さて、HMV渋谷の2階の視聴機で掛かってるエレクトロニカシリーズです。
何度でも言いますが、HMVには何の縁もありませぬ。(店員のチョイスにやられてるだけです。)
イマイ/ザマ
タイトルだけ見るとさっぱり、何の事やら解りませんが、れっきとした音楽CDです。2000円。
音楽を聴くときに、概ね2種に大別して聴き方を変えています。
1は、どういう音作りをしているのか、創り方を解析する教材として。
2は、最初っから解析はあきらめて、単純に聞き惚れる対象として。
この、"今井の座間"は、なんか解析できそうで、できない微妙な所を突いてくるエレクトロニカンです。
トラック間で劇的に音や曲調が変わる訳でもなく、なんかコードも同じ印象の曲が多いので、
一般音楽を視聴される皆様には、ちょっとタフネスを要求されると思います。
音も、メインとなるのは、チップチューン張りの単純波形達ですし。
しかし、バランスの崩し方が巧みで、いい感じの突っ込み所を残しておいてくれるというか。
完成された理路整然とした曲の持つ凄みとは別の、CDのくせにインストのくせにライブのような
不完全感を持った面白暴れん坊CDでした。 とにかく、メロが幅を利かせてるんですが、おかしくって。
なんか、"プラッド"を最初に聞いた印象に近いです。
後1点。
凄いのは、曲が短い! トラック9が12分も無ければ、他トラックは3分程度という極小なので、
8cmCDに入らんとする勢いです。 この手のCDでフェードアウト聞いたのも久々ですしなー。
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